まいかぁの部屋

MOVE CUSTOM X SA 4WD外観外装インパネと内装シートと荷室試乗

 ここでは2013年08月に購入した LA100/110S の後期型、 MOVE CUSTOM X SA 4WD を紹介しています。

外観

MOVE CUSTOM X SA 4WD: 2013/09/29

フロントフェイス ご覧のクルマは ムーヴカスタム と申しまして、グレードは X SA 4WD です。型式でいうと LA100/110S 系ムーヴの後期型となります。フロントのメッキモールからサイドへ回り込んだヘッドライト、バンパー両端ぎりぎりいっぱいに配置したウインカーやフォグランプによりまして、背の高いいわゆるハイトワゴンでありながらワイド感を強調したデザインとなっています。ダイハツさんのデザインというとどうしても大きなヘッドライトやのっぺりしたデザインで、よく言えばやわらかい、悪く言えばおもちゃっぽいものが多いのですが、今回はウインカーをバンパーへ移して細めの LED ヘッドライトを採用したことによりかなりシャープで自動車らしい印象に仕上がっています。
 この車体色はタングステングレーメタリックです。前期型では L150/160S 系(以下150系)カスタムから続いていたグレー系のメタリックがなくなっていたのですが、後期型で復活しました。また、前期型では全7色のうち5色をオプションにするという暴挙に出ていたのですが、後期型では7色のうち4色が標準色となりました。前回、 L150 系ムーヴ VS の黒を買ってみたものの、海岸部在住者としては、そのメンテナンスだとか維持管理がものすごぉ~く大変でしたので、今回は無難にタングステンを選択してみました。

斜めから 基本的なフォルムは前期型と同じですが、標準系共々、ボンネットフード先端をぐっと高くして厚みを持たせ、塊り感のあるデザインにしています。先代の L175/185S 系(以下L175系)はオーバルシェイプというかワンモーションフォルムというか、要するに“ダンゴムシ”型のフォルム(笑)で、この LA100 系でも前期型はそれを踏襲したイメージだったんですけれども、後期型ではフロントデザインを一新し、ボンネットフード先端に厚みを持たせることによって先々代の L150 系のボクシーなシルエットに近づけています。バンパーからAピラーへつながるラインに加えてヘッドライトの回り込みやボンネットのラインを連続してつなげているところが面白いですね。また、フロントのエアロバンパーは前期型の平坦なものからカスタムらしいバンパー両サイドを張り出したワイド感と力強さを強調するデザインに戻されています。なんだかライオンっぽい顔つきで、個人的にはもう少し控えめなほうがよかったんですけどねぇ。実際、エクステリアデザイン的には標準系でも十分立派になりましたので問題なかったんですけど、タコメーターがないなど購入要件を満たさなかったので今回はカスタムを選択しています。ま、ダイハツに限らずカスタム系は年々派手なデザインに向かっておりますのでこのくらいでもすぐに見慣れてしまうんでしょうけどね。ちなみにフロントウインドウは最近流行のトップシェード付きになっています。まあ、普通車なんかでは結構昔からある装備なんですけれども、意外と軽自動車では採用が一般化されるのが遅かったんですよねぇ。このあたり軽自動車もファーストカーとしてかなり深く浸透してきたってことかな。

サイドビュー 真横から見ると軽自動車枠のハイトワゴンであることがよくわかる“寸詰まり”でずんぐりむっくりなデザインとなっています(笑)まあ、室内長がクラウンよりも長いことを考えると、クラウンからボンネットとトランクを外した車体を想像していただければこんな形になるのも仕方ありません。簡単に言うとマンボウみたいなものかな(笑)ただ、同様のハイト系ワゴンのなかではAピラーがかなり寝かせてあって、少しでもスタイリッシュに見せようという努力は伺えます。また、ワゴンRでは廃止されてしまったリアクウォーターウインドウが小さいながらも健在です。一応、ワゴンタイプであることの象徴なので、個人的にはいつまでも残して欲しいところです。リアクォーターウインドウがないとただのハッチバックでしかありませんし、それでなくても寸詰まりなデザインがさらに寸詰まりにみえてしまいますからね。
ほいで、ボディに眼を移しますと、サイドにはこれといった堀の深いプレスラインもなく平坦ですっきりしています。ただ、ウインドウ下にうっすらとウエストラインがありますしサイドシル上のドアパネルにもうっすらとプレスラインを持たせています。また、フェンダー部は柔らかな曲線で立体感を出してありますし、フロントのホイールアーチからリアのコンビランプのくびれまでつながるウエストラインはなかなか面白いですね。ま、無駄にくぼませたラインはデザイン上のアクセントとしては面白いと思いますけど、それでなくても小さい軽自動車をさらに寸詰まりみせてしまうリスクがありますし、場合によっては室内寸法にまで影響してしまいますので、個人的にはこの程度でいいかなって感じです。

斜め後ろ リアコンビランプは縦長で、前期型ではバックドアやリアウインドウにそった平坦なもので、標準系ムーヴの色違いというだけだったんですけれども、後期型ではコンビランプをちょびっと出っ張っぱらせてリアスポイラーと一体感を持たせたカスタムの伝統的なデザインに変更されています。前期型はコストダウンの影響からか、ウインカーもヘッドランプ一体型で、バンパーも空気抵抗を意識したのか平坦な丸みを帯びたちょっと残念なデザインとなっておりましたけど、後期型ではさまざまな箇所がカスタムの伝統的なタイプへ原点回帰しているようですね。ただ、以前から気にはなっているのですが、ダイハツ車は 4WD を選択するとリアのトレッドが狭くなってしまい、タイヤが車体からだいぶ内側に入って見えます。恐らく最小回転半径を FF 車と揃えようとしてのことではないかと思いますが、見栄えもよくありませんし、ハンドリングにも影響してしまいますので、できればツライチにしていただきたいと思いますが、どうなんでしょう。
ちなみに、リアワイパーはリバース連動式で、ワイパー使用時にシフトをバックに入れると自動的に動きます。

リアビュー 真後ろからみた感じは前期型の印象とそれほど大きくは変わっておりませんが、コンビランプの LED の数が 20 個になって高級感を演出……したらしいです。個数が増えたからってあまり見栄えが変わるようには思えないんですけどね(笑)まあ、前期型が下の赤い囲みに4つだけというしょぼいものだったんですけど、縦長コンビランプのサイズに合った個数になったというところでしょうか。ただ、縦長コンビランプのデザインそのものはそれなりに幅もあって力強い印象です。ほいで、従来のカスタムではバックドアにナンバープレートがついていたんですけれども、 LA100 系では標準型とバックドアパネルの部品共用化によるコストダウンを狙ったのかバンパーへ移動しています。さすがにマイナーチェンジでそこまでは変更しなかったようですけれども、個人的にはバンパー下のほうが落ち着いた雰囲気があって好印象です。
また、この X SA グレードにはありませんが、 X Limited ではバックモニタがつきますので、このリアドア中央のダイハツエンブレムに“でべそカメラ”が問答無用で付いてきます。これがかっこわるくて X にしたといっても過言ではなかったりします(笑)基本的に取って付けた感じが嫌いなんですね、私は。また、軽自動車ではバックモニタもそれほど必要というわけでもありませんので、どうしても欲しいと思う方はディーラーオプションでナンバープレート上に目立たないカメラのついたバックモニタを選ぶことができます。

その他の写真
右斜め前
右斜め前
左斜め前
左斜め前

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